彼女はキレイだった日本版10話(最終回)人生を楽しもう!彼女も彼氏も、みんなキレイだった!
こんにちは!
今日もコスモ全開、リーマン・マスクです
自己紹介はこちら
最近体調不良でダウンしてましたが
よーやく快復して観ました
ついに
ついに
ついにフィナーレ迎えましたね!
彼女はキレイだった
マジで感慨深い。。。
からずっとリアルタイムで追ってきたので
かのキレについては、はまた個別のまとめとか
色々していこうと思ってますが
今日はまず、主要メンバー4人の成長と
この最終回の中で彼らが出した答え
そして、その根底に流れているイズム
それについて、伝えていき。。。ますっ!
1・宗助(中島健人)の出した答え
A・初期の宗助は俺様系冷徹上司
初期はまあ、色々と凄かった w
会社では一切笑わない
自分のミスでトラブルが起こっても、悪いのは俺じゃない
『総務部(佐藤愛)!おまえのせいだ!』
なんてシーンもありました
視聴者からも
『アレは酷いわーー』
なんて声も多々あったぐらい
ただ、宗助の立場からすると、致し方ないとこでは
あったと思います
モスト本社から異動してきて、しかもその異動理由が
《3か月目にライバル社の売上抜いて廃刊を阻止する》
と、いう、メチャメチャ重い責務を負ってたから
しかも、16年間想い続けてきた佐藤愛(佐久間由衣)は
何となくしっくりこないとこもあるし
逆に、自分がいつも叱りつけている方の佐藤愛(小芝風花)は
名前が一緒なだけかと思ってたら、何か違う
こっちの佐藤愛(小芝風花)の方に自分の探してた面影
それが写る
仕事ではみんなの為に、廃刊の危機を隠して
自分で何とかしようとしたが、なかなか上手くいかず
恋愛面では、何か意味不明の事が起きてる
そりゃあ、いつもイライラして当然
それが最初から中盤までの宗助だった
B・大きく変わったのは、雨の中のハグと真の再会。そして、みんなへの謝罪
a・1つ目は、佐藤愛(佐久間由衣)を振りきって、佐藤愛(小芝風花)の元に駆けていった時
あの時宗助はまだ、佐久間由衣演じる佐藤愛の事を
自分が16年間想ってきた佐藤愛だと思っていた
にも関わらず、その佐藤愛を振り切って
小芝風花演じる佐藤愛の元に駆けていき、そして抱きしめた
この時、宗助の中で、もちろん葛藤はあったハズ
ただ、同時に、過去よりも今の気持ちを大事にする事を選んだ
ここで宗助の気持ちが大きく変った
b・2つ目は、真実を知って佐藤愛と真の再会を果たした時
これは彼にとって、ものすごく大きかったと思う
今まで、なぜ佐久間由衣の佐藤愛にはしっくりこなくて、小芝風花の佐藤愛に惹かれるのか?
それが宗助自身も分からなかったけど
愛の告白によって、ここがハッキリしたから
ここでプライベートの方のモヤモヤは一気に解消して
尚且つ、宗助の長年の想いが救われた
c・3つ目は、みんなへの心からの謝罪した時
le-mask-amrta.hatenablog.com
でも、書いた通り
宗助は基本、プレイヤー気質
みんなに任せたりするのが苦手
だから、モスト廃刊の危機もみんなに知らせずに
自分の力で乗り切ろうとしたけど、それは責任者として違った
その事で一回みんなから信頼失ったけど
心から謝罪してみんなに心開いたら、全て変わった
C・最終回で出した答えは《海外に行って、真の自信をつける》
宗助に課せられた使命であるモスト廃刊の撤廃
ギリギリのことまで追い込まれたが、宗助は成し遂げた
ただ、宗助自身はこれは樋口くんの。。。楠瀬凜のお陰であって
決して自分の力じゃない
だからオファーの来た海外の事業で、今度こそ
自分の力で成し遂げて、真の自信を持つ!
これが中島健人演じる宗助の、最終回で出した答えだった
最後まで誇り高い、宗助らしい答えだった
2・愛(小芝風花)の出した答え
A・自分への自信の無さが生んだ、入れ替わり
まあ、もちろんドラマなんだけど
この入れ替わりこそが全てをややこしくした原因
そー言って間違いない
でも、これ実際、リアルでもありそうな出来事ではある
誰でも、どんな人でもプライドがある
それをどんなとこで、どんな形で持ってるかは
人それぞれだけど
ただ、自分がメチャメチャ良かった頃の記憶は大事だし
そして、それに期待してる人がいて
今、自分がその時と違うなら
やはりそれは隠したいのが人情
で、梨沙(佐久間由衣)と入れ替わったはいいけど
自分の正体を隠したかった人と、まさかの同じ職場になり
しかも、慣れない仕事だから激詰め、そして
理不尽な怒られ方をされてしまう
かつての恋人に、自分の正体も明かせず
仕事もメチャメチャ失敗してばかり
それが初期の頃の佐藤愛
B・変わったのは、復帰後の垢抜けと真の再会。そして親友と大喧嘩
a・垢抜けてモストに復帰した事
容姿が垢抜けたからというよりは、吹っ切れたからこそ
容姿も全く別人になった
それまでは仕事でもヘマばかりして、怒られ
自分に自信が持てなかったが
宗助から復帰を強く望まれたことで
自信を取り戻したからだ
そしてこれはただのお情けではなくて
愛自身が、普段から一生懸命作っていた企画を
宗助が認めたから
と、いうのも非常に大きかった
まあ、見出したのは、樋口くんなんだけど。。。
b・宗助との真の再会を果たした事
梨沙経由ではあったけど
正体を知った宗助から連絡が来て
愛は、目の前にいた樋口くんを振って
宗助のところに駆けつけた
そして、宗助の事を副編集長ではなく
宗助と名前で呼べるようになった事
さらに、ただ正体が分かっただけじゃなく
それまでの経緯で
中身をちゃんと認めてもらってた事
ここが愛にとって、凄く大きな変わり目だった
c・自分が上手くいったからいい。では決して終わらない事
愛の凄くいいところは、自分が宗助と上手くいくようになっても
それで決して終わらずに、親友の気持ち
それをちゃんと考えてあげれたところだ
だからこそ逆に
宗助とは一時期よそよそしくなったけど
根本的な原因である、梨沙と大喧嘩しながらも
しっかり話をして仲直りした
ここが、普通じゃなかなか出来ない
素晴らしいとこだった
C・最終回で出した答えは、子供の頃からの夢だった絵本作家
モストでの任期も終え
愛は総務の仕事に戻っていた
その時に
『一緒に絵本を創る仕事をしよう』
と、話を持ち掛けてきてくれたのは
自分が昔から尊敬してる、絵本作家だった
そのオファーを受けたい気持ちは凄くあったが
宗助のアメリカ行きの事もあり、悩んだ
が、最終的に、やはり自分の夢の為に日本に残り
その夢を叶える道を選んだ
なぜなら、キレイになりたかったから
自分の夢を追ってる梨沙を見て
その姿を心からキレイだと思ったから
そして、愛はその夢を叶えた
数年後、愛と宗助の子供の手には
愛の創ったその絵本があった
最初はかつての恋人に
自分の姿を見せる事すら出来なかった女が
自分の憧れの人と仕事し、夢を叶えて作家になる
佐藤愛の出した答えは
成長した自分の姿そのモノだった
3・樋口くん(赤楚衛二)の出した答え
A・最初から最後まで、主役級の脇役
こんな凄いキャラは、なかなかいない
と、いうよりも
肝心な場面で、宗助よりもしっかり状況を見てる
そんな面も多々ある凄い男
愛の事は、まだ愛が垢抜ける前から良さを見出し
好意を寄せていたが
残念ながら、愛とは恋人にはなれなかった
これは
le-mask-amrta.hatenablog.com
でも書いたけど、相手が悪かった
それだけ
相手が悪かったというのは
愛と宗助の絆が強すぎたからって事
樋口くんに落ち度は何もない
むしろ、ちゃんと自分の気持ちは伝えながら
でも、決して無理強いせず
自分の好きな人の幸せを一番に考えてあげた
最高の男
それが樋口くんだ
B・最終回に出した答えは、人生を楽しめ
最終回で、樋口くんが楠瀬凛として行った行動は
最高のモノだった
まず、自分の正体がバレてどうこうよりは
モストの存続を一番に考えて
宗助に自らの正体を明かした
ただ、宗助が自分の事を案じ
その企画を消す事も予測し
自ら印刷会社にその記事を持ち込んだ
誰のせいにもしない
自分の決断を自分の全責任で遂行して
モストを救う
樋口くんのこの行動がなければ
モストは廃刊になってた可能性が凄く高い
そんな樋口くんが、最後に愛に伝えた言葉
『佐藤愛が大好き』
『納豆食べてる時ぐらい思い出せよ』
『人生を楽しめ』
それを伝えて樋口くんは旅に出た
これからも色んな世界を見ながら、小説で
人生を楽しむことをみんなに届ける
それが樋口くんが最終回で出した答えだった
4・梨沙(佐久間由衣)の出した答え
A・生まれ持った良さのみで生きていた
梨沙の家は元々メチャお金持ち
特に自分は資格とか自分では持ってないけど
父親の力
それがあるから、いい仕事にも就いてる
そして、自分自身の容姿もいいし
ファッションセンスも抜群
なので、仕事でも恋愛でも
苦労ってモノと無縁だった
だから、自分が宗助にハマりかけてた時に
その自分があらゆる意味で許せなかった
そんなのは自分じゃない
だから、色々理由をつけて
宗助から早く離れようとしていた
B・変わったのは、自分が失恋した事を泣きながら認めてから
愛のフリをして宗助と付き合っていたけど
デートしていても
結局宗助が好きなのは愛であって自分じゃない
デートしてる間中
梨沙はずっとフラれ続けてるような心境だった
そして同時に、愛への罪悪感もずっとあった
でも、そんな惨めな自分を認めたくないし
愛への罪悪感も重なり、愛にも心を閉ざしてしまう
でも、失恋と罪悪感を両方認め
愛に心を開けて謝罪した時
梨沙の中で、与えられた環境じゃなく
自分で欲しいモノを掴んでいく
そんな生き方を選ぶように変わった
そして最終的に
資格を取って自分の店を持つ!
最終回で、その答えに至った
与えられたモノを享受する人生から、創る人生へ
一番変わったのは、梨沙なのかもしれない
5・全員に共通したイズム
・宗助 海外へ プライド
・愛 絵本作家 夢
・樋口くん 旅 人生
・梨沙 自分の店 夢
こうやって見ると、みんな違うけど
共通してるのは、みんながワクワクしながら
新しい人生に旅立った!
これは間違いないと思う!
そして樋口くんが言った、人生を楽しむ
紆余曲折はあったけど
おのおのが最大限の心で生きたから
このドラマは、みんながキレイだった
ありがとう!かのキレ!
男も女もかんけーない
楽しむ人生はみんなキレイだ!
じゃーーー明日もコスモ全開でやっちゃいましょ!