小宇宙、燃えてる?

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るろうに剣心の映画。実写版なんだけど。。。。えっ?そこ、ちゃんと分かってるなら。。。

こんにちは。今日もコスモ全開リーマン・マスクです。

 

最近また暑いです

涼しくなったと思ったらまた暑い

夏はまだ終わってないのかーーーーー

と、思ってたら、来年の夏はより暑く、いや熱くなりそうな予感

それが

るろうに剣心・実写版・最終章》

これが2020年の夏に公開されるからだ!

 

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そう。あの佐藤健主演のるろうに剣心。通称、るろ剣

 

ちなみに、るろ剣って何?そもそもどんな話なの?

って人に内容を伝えると

るろ剣

【ヒューマンストーリー】です

 

えっ?サムライだし、戦ってるシーン多いし、バトルマンガじゃないの?

ジャンプでやってたし

みたいな風に思ってる人もいるかもしれないけど

あくまでそれは表面的なとこ

確かに戦い多いし、技とかカッコいいし、九頭龍閃とかやろうとしたヤツもいるだろう w

九頭龍閃ってのは剣心(主人公)とその師匠の必殺技の一つ

一瞬で9つの斬撃を相手に喰らわす技

 

 

ライバルの技もカッコいい

新選組三番隊隊長の斎藤一

突進系の突き技の牙突ってのがある

彼の必殺技で、幕末の動乱期、彼の信念である《悪・即・斬》

それを貫くために磨かれ、昇華された技

 

もちろん他にも色んなカッコいい技があるんだが

ただやはり、あくまでそこは表面

 

るろ剣の真の面白さは主人公やライバル達の

【生き様】にある

 

全体的な話のあらすじとしては

 

幕末の動乱期

主人公である剣心は、野盗に殺されかけたところを比古清十郎という男に救われる

その比古清十郎から剣術を教わり強くなった剣心は、京都に向かった

幕府を倒す維新志士側について世の中を変えるために

そして剣心は維新志士側の最強の人斬りとして暗躍する

元々剣心は優しい人間だったが、それ故に

 

『自分が人を斬り続けたその先に、誰もが安心して暮らせる時代が来るなら、俺は。。。人を、斬る!』

 

その信念で剣心は刀を振るい続けた

どれほど苦しくても、新時代がくるまで

 

そして新時代が来た時に、剣心は人を斬ることを永久に放棄した

それからは、人を斬らずに人を助けていく道をいく事を、自身に誓って

そして、人を斬れない《逆刃刀(さかばとう)》を持ち、旅に出た

 

 

で、2012年と2014年に実写化になった部分は、そこから後の話

人斬りをやめた剣心は、色々と事件に巻き込まれながら人を救っていく

剣心の振るう最強の流派《飛天御剣流》を使いながら

 

そして、日本を転覆させようとする志々雄真実という男

MMA

その男を仲間と共に倒して、日本を救うとこまでを描いてる

 

俺もこの映画は観た

るろ剣メチャ好きだから

そして確かにるろ剣のキャラクター見た目や技はある程度忠実に出来てたし

何より、アクションは凄かった

が、しかし、アクションに力入れてて、肝心なセリフが抜けてたとこはダメ

マジでそこはしっかりしてほしかった

 

例えば、この志々雄の部下の刀狩りの張という男がいる

映画にも出てきた

この男は色んな刀を集めるのが趣味な男

で、剣心と敵対した時にマンガやアニメではこんなシーンがある

 

『わいの振るう刀で新しい時代を作るさかい、アンタは安心して死んでええで』

そう言い放つ張に対し剣心は一呼吸おいてから答えた

『おぬしには無理でござるよ』

 

『なんやと?!』

と叫ぶ張

 

それに対し、剣心は言う

時代を創るのは剣ではなく、それを扱う、人でござる

 

この名シーン

このセリフを際立たせるために、複数の刀を使うキャラを登場させたハズ

それなのに、映画ではこのセリフが出てこない。。。

 

おーーーーーーい!

なんのためにそいつ出したんだ!

 

そんなとこがあって、自分としては残念なとこがありました

もちろん、アクションは凄くいいから、るろ剣知らない人が観たならいいかもしれない

でも、ファンとしてはイマイチ

例えて言うなら

 

美味しい天ぷらだったけど、ホントはお刺身食べに来たんだけど

みたいな感じかな w

 

でも許しました

なぜか?

2012年と2014年に実写化した部分は、剣心の、言ってみれば

【子供向け要素が強い話の部分だったから】

ようは、ホントにジャンプのマンガ

って感じのとこ

だから、アクション要素強めにしちゃっても許せた

 

が、しかし

 

今度の2020年に公開する《最終章》

 

これは、マジでアクション系にしたら許せない

ホントに許せない

 

それは俺が思ってるだけじゃなくて、全国のるろ剣ファンが思ってると思う

なぜか?

 

この《最終章》

原作では《人誅編》

そして、この《人誅編》をよりOVAで昇華したのが《追憶編》

っていうんだけど、この《追憶編》

 

この後に続く、真の最終編である《星霜編》には一歩及ばないものの

(星霜編を実写化したら、マジで暴動起こると思う)

【完全なヒューマンストーリー】

 

もう、子供向けのアニメじゃなくなってるのさ

さっき伝えた、剣心は人斬りやめてから志々雄と戦うまで

の部分も色んな名台詞やいいシーンがあるんだけど、追憶編は別物

どちらがいい悪いじゃなくて

 

【志々雄まで=少年漫画】

【追憶編=ヒューマンシネマ】

 

としか本当に言いようがない

作風も原作とは意味で全然違う

 

リアルな雰囲気

そしてその雰囲気通りに、話の内容も大人向け

 

敢えて戦いという言葉を用いてこのるろ剣を伝えるなら

【理想を求めて戦う男の、精神の苦悩と葛藤、そして愛の物語】

かな

 

登場人物も主人公含め、基本、ずっと静か

もちろん、戦いのシーンもある

ただ、少年漫画にある様な、最初に紹介した必殺技を叫んだりとかは、一切無い

その代わり、主人公やヒロイン達の、心の声は、観てる人の中に深く入ってくる

 

そうだ

メチャ分かりやすくいうと

マンガやアニメ版は欧米の派手で味が濃い

それに対し追憶編は日本の懐石料理

 

本当にそんな感じ

だから、大人にならないと本当の良さは分からない

逆に言えば、大人になってから観ると、本当に心にしみる

 

それが《るろうに剣心・追憶編》

 

だから、これを派手で味付けの濃い

【ハリウッド系映画】にされちゃマジで許せんのよ

 

なので、2020の映画の事を知った時は

 

『ついに、手を出しちゃならんとこに踏み込んだな!』

と、思った

 

ただ救いなのは、大友監督のインタビューの中に

『主人公、緋村剣心人間性に踏み込んでいくことになる、頬の傷を描くにあたって』

という言葉と

『今回描く物語は、ファンの方が一番大事にしているエピソードだと思いますし』

と、いう言葉が出たので

 

【大友さん、分かってんじゃん!】

 

って感じで期待が持てた

ただ、マジで難しいと思う

監督・役者・スタッフ・脚本家

全てがこの追憶編の雰囲気と、根底に流れる精神を感じ取り、それを表現する

並大抵じゃない

 

が、しかし、もしそれが出来たら、日本の最高傑作映画の1つになるのは間違いない!

 

俺も、るろ剣世代の1ファンとして応援してます!

これ読んでくれてる人で、同じ気持ちの人がいたら、是非一緒に応援しよう

そうすれば。。。

 

恐れるものは、なにもない

 

じゃーーー、明日もコスモ全開でやっちゃいましょ!