小宇宙、燃えてる?

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雨の日に、傘をささない人は射殺

こんにちは!今日もコスモ全開、リーマン・マスクです。


皆様、この前の台風は大丈夫でしたか?

台風の中、外に出なきゃいけない人とかは本当に大変だったと思います。


ちなみに、傘、さしますか?

日傘じゃないです。
普通の傘です。

そりゃーー雨の日には、誰でも傘差すでしょって?



果たしてそうでしょうか?


こんな男がいました。

夜、三人で残業した後、会社のビルから出て帰ろうとしたら、外は雨でした。

わーーちょっと雨降ってるね。

なんて話しながら三人で歩いていましたが、しばらく歩いた後、その内の二人はある異変に気付きました。

「なんで傘差して無いんすかっ?!」

そうなんです。

その中の一人の男は、雨の降る中傘をさしてなかったのです。

しかも、まるで晴天の中を歩くように普通に堂々と歩いていたので、二人はしばらく経つまで気付きませんでした。

ビックリした二人は彼に尋ねました。

「なんで傘差さないんすか?」

すると彼は言いました。

「いや、そもそも人間の80%以上は水分で出来てる。それに、俺は常に体温高いから、濡れるぐらいでちょーどいい。それに、どーーせ数分で乾くし」

彼はそう言った後、さらに続けます。

「そもそも考えてみて。傘はいらないんだよ。まず、小雨。これは傘さす必要ないよね。小雨なんだから。じゃあ、大雨はどうだろう?大雨で傘差しても結局濡れるし、下手をしたら風で傘が折れてメンドクサイ事になる。だから、傘はいらないんだよ。普通の雨?タオルで拭いて、数分後には乾く。だから、やっぱりいらない」

なので彼は思ってます。

小雨ぐらいで傘さしてんじゃねーよ!へし折ってやろうかと。

ただまあ、人の自由なんで差したい人はさせばいいんですけど、彼が傘を買う時は傘が無くて困ってる人を見かけた時です。

それ以外は傘とは縁が無い。

彼の名前は、リーマン・マスク。
もとい、ジュン・ガリアーノです w


と、いうような人間が書いたので、こんなタイトルの小説が出来上がりました。


普段思ってる事をネタにして、ストーリーにしました。

ただ、今言ったのとは真逆の世界観の話です。

『雨の日に傘をささない人は、射殺されてしまう』と、いう世界の話だからです。

【簡単なあらすじ】

舞台は現代日本。
ただ、少し違うのは『雨の日に傘をささない人は射殺される』という法律が制定されてる事だ。

何より、その法律を良しとしている国民が、大多数を占めてるというのが恐ろしい。

主人公の女刑事は、その法律と、政府から連日垂れ流される嘘っぱちの広告にうんざりしていたが、それ以上に悲しいのは恋い慕う先輩が変わってしまった事。

昔は凄く優しかったのに、今はその法律に違反した人間を容赦なく射殺する人間になってしまっていたからだ。

女刑事はその先輩に昔のように戻って欲しいと訴えるが、その言葉はもう彼の心には届かない。

そんなある日、女刑事はある事件に巻き込まれその法律の違反者となってしまう。
しかも、その先輩の目の前で。

先輩から銃口が突きつけられる。

ただ、その時女刑事が取った行動で、なんと……


と、いう話です。

八話完結の短編です。
一回完全な短編で出したんですけど、短編にしては長すぎたので八話に分けました。

十分ぐらいで読み終わりますので、良かったらご覧になって見て下さい。

分かる方には『ああ、あの事をこれに例えて書いたのか』と、すぐ分かるハズです。
あの茶番劇もようやく終息したので、今なら落ち着いて読める方も多いと思いますので。


ちなみに、幾つかのサイトに出してますが、今回二つ載せさせて頂きます。


エブリスタ版では

『傘はさしませんし、いりません』



なろう版では

『雨の日に、傘をささない人は射殺します』

 

まあ、あの茶番劇騒動に限らず今でも欺瞞は溢れてますし、これからまた大きな嘘で世間を騙そうとする連中もいると思いますが、この話はそんな時に思い出す一つになると思います。

常識?世論?それって、なんの根拠で正しいと思ってるの?

と、言う事を。




じゃーーー明日もコスモ全開でやっちゃましょ!