小宇宙、燃えてる?

恋愛から宇宙まで《森羅万象を考察》して人生を高める!コスモ全開の考察雑記ブログ。Twitterで新規記事の公開もしてますhttps://twitter.com/g4ra9c7P4oAM3m3?s=09

若き聖闘士達は俺が守る!若い芽は摘ませない!聖闘士星矢オメガの黄金聖闘士『星矢』と鬼滅の刃の柱『煉獄杏寿郎』

こんにちは!
今日もコスモ全開、リーマン・マスクです
自己紹介はこちら



皆様、あけましておめでとうございます!
今年もよろしくお願いします!



そして今年の一発目の記事は、はてなブログからの
特別お題「わたしの推し」です

推しメンじゃなくて推し
なので本当は別に人物じゃなくていいんですけど、まずはこれです

推しと言えば『自分のヒーロー』


もちろん、最近の『推しの意味』
それが変わってきてる事は知ってます

今の推しの意味は、どちらかというと
『ヒーローよりもパートナー』

そういう意味合いになってきてる風潮があります

これは芸能人とかに対してもそうで、憧れの人やスターというよりは、身近だけどちょっと上の方にいて、完全無欠じゃなくて、自分が応援して支えていく感覚


それが今の特に若い人たちの推しの意味だと思います

いわゆる『垣根が低くなった』

これはSNSが発展してきて、それにより自己発信メディアが浸透してきたのが主たる理由だと思います



と、別の方向に走りそうになったので、この件はここまでにしておきます
今日は推しの話なので


自分の推しは『星矢』と『煉獄杏寿郎』

彼らを推す理由は
ヒーローの神髄が体現されてるから

なので、今日はそれについて、伝えていきます!
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1・聖闘士星矢オメガの黄金聖闘士『星矢』

A・星矢はどういう人物なのか?

『星矢』とは、女神アテナと地上を守る為に、小宇宙
いわゆる、コスモを燃やして戦う少年
世代の人ならほぼ、誰もが知ってるヒーロー
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ちなみに、若い人に聖闘士星矢って言っても分かってもらえないけど、世代の人ならこうなるのが普通 w
『星座』と聞いた瞬間。。。

youtu.be
youtu.be

まあ、もうこれは条件反射みたいなものです w

アキバといえばオタク
動画と言ったらYouTube

みたいな感じです

と、少し逸れましたが、コスモを燃やして巨大な敵を倒す
しかも、人間である星矢が戦ってる相手は神です
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けど、どんなに追い詰めらたとしても、最後には仲間と共に、コスモを高めて爆発させて勝つ

星矢とはそういうヒーローなんです

B・ヒーローとして推しの場面

a・若き聖闘士達は俺が守る!

聖闘士星矢オメガというのは
星矢達が少年だった頃から十数年後の話です

一線で活躍していた星矢達5人の聖闘士達は、敵と戦った後遺症によって、若き聖闘士達に戦いの場を任せるような立場になっていた

中でも前作の主人公の星矢は、前聖戦の後、行方不明になっていた

その中で現れた新たなる脅威


女神アテナを亡き者にしようと企む『軍神マルス』

そのマルスに立ち向かった若き聖闘士『光牙』
彼は行方不明の星矢の後継者

ただ彼は、まだ星矢達に比べたら未熟な為、軍神マルスには到底力が及ばず、正に今、マルスによりその命を絶たれようとしていた

『お前の存在は危険だ。さらばだ光牙』
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その時だった


黄金の光の矢が天空から現れ、マルスを退けた!

その男こそ。。。
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星矢の突然の登場にマルスは戸惑いながらも、すぐに平静を取り戻し

『さすがは星矢。だが、お前の輝きはもはや尽きようとしている』

と、星矢に言い放った




そして、これは悲しいが歴然とした事実であり、真実だった

聖闘士はどんな優れた聖闘士であれ、若いころの方が強い
少なくとも爆発力は若いころの方が遥かに強い

なので、マルスの言うように、星矢が放つ力は既にピークを過ぎていた

しかし、その状態で星矢はマルスに堂々と言い放った


『彼らを。。ここで死なせるわけにはいかない!若き聖闘士達は俺が守る!』

そこから繰り出された星矢の必殺技『ペガサス流星拳』とマルスの強大な力がぶつかり合い、激しい光が世界を覆う


若き聖闘士の光牙は、その姿をただ見ている事しか出来なかった

かつて星矢が今と同じように、脅威から自分を守ってくれた時と同じように。。。

※収録巻はこちらです※


b・お前の光は完全ではない?だから。。。それがどうした!

邪神『アプス』

彼は依り代である光牙に憑依し、その憑依された光牙は、それまで共に戦ってきた仲間を倒し、あまつさえ女神アテナをも殺害しようとしてきた

憑依されてる光牙に、もはや仲間の声は届かない

アテナが殺される!



誰もがそう思った時、地底から黄金の光の柱が立ち昇った

その中に現れたのは『星矢』だった
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ここで思う人もいるかもしれない

なぜ、星矢はギリギリまで助けに来ないのか?と

それには理由がある



かつてアテナの為に戦い、今は伝説の聖闘士と言われる星矢達

彼らはマルスとの戦いの際に『呪い』をかけられていたのだ

その呪いとは
『コスモを燃やせば燃やすほど、身体が蝕まれる』という呪い


星矢達はこれまで、どんな苦境にさらされようと、その度にコスモを燃やして戦い、そして神さえも退けてきた

だが、そのコスモを燃やせない呪いにかけられてしまった為、星矢達は戦う事が出来なくなってしまっていたのだ


けれど、星矢はその状態でも駆けつけた

光牙の身体からアプスを追い出し、アテナを守る為に


邪神アプスを倒すためには、コスモを燃やさなければならない

コスモを高め放つ必殺技

『ペガサス流星拳ーっ!』


星矢の拳からアプスに光の光速拳が放たれた




が、その光の中を悠々と近づいてくるアプス

そして、星矢に冷たい笑みを浮かべながらささやく


『お前の光は完全ではない。。闇に犯された、その身体ではな。。』




昔の星矢の光速拳ならば、アプスを倒せただろう

けど、アプスの言う通り、闇に犯されている今の星矢のコスモでは完全な光を放てず、光牙の身体からアプスを追い出すことが出来ない


けれど、星矢はそこで諦めなかった

若き聖闘士である光牙からアプスを追い出し、アテナを救うために、よりコスモを爆発させた



凄まじいスピードで、星矢の身体が闇に犯されていく

そして身体が全て闇に犯された


が、星矢はその中でそれさえも超える光を放ち、アプスに憑依された光牙に光速拳を放った
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『戻ってこい!光牙!』

その闇さえも超えた光のコスモにより、光牙の身体からアプスを追い払う事に成功したのだ


その拳を放った後、力尽きる星矢

星矢は自分の身体が闇に蝕まれても、守るモノの為に命を燃やして戦い、それを守ったのだ

自分が一番好きなシーンの一つです

※収録巻はこちらです※

2・鬼滅の刃の『煉獄杏寿郎』

A・煉獄杏寿郎はどういう人物なのか?

『煉獄杏寿郎』の住む世界は大正時代の日本

ただ、この世界には『鬼』がいる
人を喰う鬼が

その鬼を倒し、人々を守る剣士達が『鬼殺隊』

その鬼殺隊の中でも最上級の強さの位にいる剣士達がいる

彼らは『柱』とよばれていた


そして煉獄杏寿郎は、その『柱の一人』
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ただ、彼は強いが、その生い立ちは決して幸せなモノではなかった
少なくとも傍から見た場合


彼の母親はまだ煉獄杏寿郎が幼い頃に病で他界

父親は煉獄杏寿郎がまだ幼い頃、柱として活躍していたが、ある時を境に煉獄杏寿郎と弟に辛く当たるようになった

さらに彼は、煉獄杏寿郎が試練を乗り越え柱になった報告をしても、喜ぶどころか

『くだらん。俺もお前も下らん存在。決して何者にも成れはしないんだ』

と、煉獄杏寿郎を突き放つ始末


けれど煉獄杏寿郎は、それにめげるどころか、それを心配する弟を

『父上には喜んでもらえなかった。しかし、自分は決して不幸だとは思っていない。俺にはお前がいる。共に力を合わせて生きていこう』

と、励ました

煉獄杏寿郎はそういう熱く、優しい男だ

また、性格的には少し変わっていて、髪の色を人から尋かれた時は

『ご先祖様がエビ天が好きで食べていたからだ』

と、真顔で言っていたし、常にハッキリした意識でいる為、悲しみや哀の表情がまるで見られない

また、美味いモノを食べてる時は、一口ごとに

『うまいっ!』

と、大声で叫ぶので、周りからは変わった人だと見られる事も多い


自分もここら辺は彼と一緒なので、何か親近感沸きます w

B・ヒーローとしての推しの場面

a・俺は鬼にはならない!

そんな変わり者の煉獄杏寿郎だが、柱だけあって、その力は圧倒的だ

主人公である炭次郎が凄く苦戦を強いられるような敵でも一刀両断

ただ、そんな煉獄杏寿郎でも互角
もしくは敵わない鬼が存在する

それが『上弦の鬼』

炭次郎たちの前に突如現れた
上弦の鬼『猗窩座(あかざ)』
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煉獄杏寿郎は猗窩座と最初は互角の戦いをしていたが、煉獄杏寿郎は人間なのに対して猗窩座は鬼

そして鬼は首を切られない限り、どんな致命傷でもすぐに治る

なので煉獄杏寿郎は、次第に追い詰められていった


ただ、猗窩座は敵であっても強い者が好きで敬意を払う

なので自分の攻撃で弱っていく煉獄杏寿郎に対して言う


『杏寿郎。お前も鬼になれ』
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鬼になる

猗窩座からのこの提案は、実際悪いモノだとは言い切れなかった


もちろん、鬼殺隊は鬼になるどころか、鬼を倒す為に存在するし、最上位である柱なら鬼になるんなんて事はあってはならない事であるのは当然だ

しかし、鬼殺隊が確かに鬼を倒す為に存在していて、また、柱がいくら強いといっても、煉獄杏寿郎もまた人間

生きたいと思う気持ちは当然ある

そしてその気持ちの前に、死が

全てを飲み込む死が迫ってきているのだ


その死を、鬼になれば回避できる

また猗窩座の言うように、永遠の命を持つ事により、人間とは比べ物にならない程の鍛錬が出来る

強くなれる


なので普通の人間であれば出てくるのが
『鬼になる為の言い訳』


例えば

『ここで俺が死ねば、炭次郎達が殺される。彼らの為にもここは自分が鬼になり、猗窩座の仲間になるのが一番だ』

とか

『ここで死ぬよりは、ここで猗窩座の提案通り鬼になって、仲間になったフリをしてから倒せばいい。心は鬼に染まらないようにすればいいんだ』


等を思いついて鬼になったとしても、それを心から咎められる人間が、果たして何人いるだろうか?

目の前に絶対的な死が迫ってきているのに



けど、煉獄杏寿郎は最後まで鬼にならなかった

それはなぜか?


彼は、人より強い力を『何の為に使えばいいか』を知っていたから

そして、それを彼に伝えたのは他でもない


病床にある彼の母親だった



彼は幼いころ、母親に問われた

『杏寿郎。アナタが他の人より強い力を持つのはなぜだと思いますか?』

それに対し

『。。。分かりません!』

と、答える杏寿郎

すると母は杏寿郎に対し

『アナタが強い力を持つのは、弱き人々を守る為にあるのです。決して私利私欲の為に使ってはなりません。分かりましたね?』

と、杏寿郎に言った
そして杏寿郎はその母の答えと問いかけに対して

『分かりました!』

と、元気に答えた

その杏寿郎を、母は病床で涙を流しながら抱きしめた
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そう。だから煉獄杏寿郎は鬼にならなかった

例え目の前に絶対的な死が迫っていても、柱としてのプライド

そして、母親との約束を守る為に!


結果、彼は身体を猗窩座に貫かれても、決してその腕を離さず、猗窩座の首を切り落とす事だけに全神経を集中させた




猗窩座は煉獄杏寿郎のその気迫に歓喜すると同時に、心から恐怖した

もうすぐ日が昇るからだ


鬼は日の光を浴びると、強さの強弱に関係なくその身が消滅する

なので猗窩座は叫んだ



『離せぇーーーーーーーーーーーー!!!!!』





恐怖と憎悪に満ちた、咆哮ともいえる声が煉獄杏寿郎たちに響き渡る




だが、煉獄杏寿郎はそれに対して一歩もひるまなかった




『絶対に離さん!!お前の首を切り落とすまでは!!!!!』


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ただ残念ながら、煉獄杏寿郎の命をかけた奮闘も及ばず、猗窩座には逃げられてしまう


そして、薄れゆく意識の中で煉獄杏寿郎は思う




自分は、柱になっても父親には認めてもらえなかった

まだ幼い弟にも道を示してあげられてない

そして、倒さなければならな鬼を目の前にしながら、逃れられてしまった


『母上、自分は、これでよかったのでしょうか・・?』







その心の中での問いかけの中、煉獄杏寿郎の薄れゆき、かすんでいく視界の中に、一つだけハッキリ見えたモノがあった



それは、幼いころに亡くなった母の姿だった


そして、その母は杏寿郎にハッキリ、そして、誰よりも優しく言った








『杏寿郎。アナタは立派に役目を果たしましたね』





全身、ボロボロになり、血だらけになり、胴体を貫かれ殺された煉獄杏寿郎


けど、彼のその死に顔は誰よりも満足な顔をして笑っていた
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b・柱なら誰でもそうする。若い芽は摘ませない!

その笑顔に辿り着く少し前に、煉獄杏寿郎は炭治郎たちと最後の話をしていた

煉獄杏寿郎が瀕死の状態になり、泣きじゃくる炭治郎達
その炭治郎達に煉獄杏寿郎は、まるで瀕死とは思えないほど、ハッキリとした口調で伝えた

『特別な事じゃない。柱であれば誰でもこうしただろう。若い隊員を守るのは柱の役目だ。今度は君たちが成長し、若い隊員たちを守ってやってほしい。若い芽は摘ませない!』




命がけ


命を掛けて頑張ります



こういったセリフを自分達は何度耳にし、裏切られただろう

そして、何度裏切ってきた事だろう



また、誰かに何かを期待し、相手がその期待に沿ってくれない事に対して不満を言った事が、どれだけあるだろう?


人にいい事をしたら、してあげたといい気持になった事が何度あっただろう?





けど、煉獄杏寿郎がした事は、決して比喩でも誇張でもない

文字通り命を掛けて炭治郎たちを守ったのだ



そしてその結果、自分の命が失われる事になっても、感謝を求めるどころか

『こんな事は当たり前だ』とハッキリ言う




そして炭治郎たちに励ましの言葉をかけ、さらに。。。



自分の事を認めてくれなかった父親の事を案じ

『体には気を付けてほしい』


そう父親に伝えてくれと、炭治郎たちに言い残している




剣術が強いだけじゃない

負けないだけじゃない



例え自分の身がどうなろうとも
最後の最後まで守るモノ達の事を考える

煉獄杏寿郎は、これこそがヒーローの姿だと、正に命をかけて伝えてくれました



この姿に、劇場で涙を流し続けた人は多いですよね

自分もそうです


マスクで顔を覆ってました w

※収録巻はこちらです※

3・自己犠牲のヒーローは古いのか?

A・時代と共にヒーロー像は変わる

これまで自分の推しのヒーローを通して、自己犠牲こそヒーローの神髄だという事を伝えてきました

けど、当然ですが
趣味や嗜好が多様化した今、それだけがヒーローではない
と、いう事は分かっています

そもそも、ヒーローという言葉さえもいつまであるのか怪しいです

それはこの時期の冒頭で伝えた『推しの意味の変化』と同義です

例えば、この星矢の登場する聖闘士星矢は自分が子供の頃に放映して、自分含め大勢の男の子が聖闘士に憧れて真似してました

けど、今の子供たちはマンガのキャラとかのヒーローよりは、ゲーム実況の有名ユーチューバーとか、中高生なら有名テックトッカ―やインスタグラマーが憧れの存在です

そこには、誰かの為に命を燃やすとかは無く、実況が面白かったり、セレブ的な写真や動画が溢れています

もちろん、そういったキラキラした存在に憧れるのは自然だし、目指すモノがあるのは素敵だと思います


ただ、これらの基本的なステータス評価と言えば、知名度と収入

なので、それを目指して中に迷惑系とか炎上系とかが出てきても、何ら不思議ではないです

そこが『目指すべきところ』に繋がっているのであれば

B・大切なモノの為に燃えたい気持ちは不変だ

ただ、その一方で、鬼滅の刃の映画が大ヒットして、それにみんな涙したり、聖闘士星矢だって連載終了から40年経った今でもファンがいて、スピンオフだってたくさん出ている

そこを考えると、趣味や嗜好は多様化しても
大切なモノの為に命を燃やす事

それは人の気持ちの中にあるんだと思えます

そして、その気持ちが人から無くならない限り、自分達ブロガーは記事を書く意味があるんだと思います

読んでくれた人の心の中灯りを、少しでも輝かせるのが自分達の存在意義だと思うので



じゃーーー、明日も、というか今年も、コスモ全開でやっちゃいましょ!