こんにちは!
今日もコスモ全開、リーマン・マスクです
自己紹介はこちら
今日はマンガ紹介
これから結構やってこうと思います
で、まずはこのまえ芸人のかまいたちが紹介して
少し話題になってる
《アウターゾーン》
一言でいうと、不思議系の話です
昔ジャンプで連載してたマンガで全15巻
ただ、続き物とかじゃなくて短編の話が幾つもある
言ってみたら世にも奇妙な物語のマンガ版
少し違うんだけど、そんなイメージが近いです
また、ストリーテラー兼登場人物として出てくるのが
《ミザリィ》というセクシーでクールな謎の女
彼女と共に(ストリーテラーのみの時もあるが)
現実と重なり合った異世界で繰り広げられる不思議な話
そんなアウターゾーンの中でも、特に面白い話を
種別に分けて紹介していきます
そして、今日のアウターゾーンは
《これから現実で起こりそうな出来事》
そこに焦点を当てて、伝えていき。。。ますっ!
1・第39話《無情の街》
時は近未来の植民星
そこに住む人達は、高度な科学力で作った社会で
快適な環境で暮らしていた
ただ、あまりにも《合理性》が重視される世の中の為
人々は《人間性》を失ってしまっていた
人が倒れてても、皆知らん顔
誰かが酷い目に合ってても、周りは無関心
誰も皆、自分の事以外は全く関心を示さない
まるで
人間ではなくロボットのような人間達の住む世界
ただ、その世界に住むリサという女
彼女はその世界に
どうしても馴染む事が出来なかった
なぜなら彼女は、人間としての心を持っていたので
困っている人には手を差し伸べるし
無関心なんかではいられなかったからだ
ただ、カウンセリングに行っても
『みんな自分の生活があるから
他人に干渉しないのは当たり前
アナタの方がおかしい。間違ってます』
と、言われてしまう始末。。。
そんなある日、事故が起こった
リサが工場で勤務してる最中
腕をローラーに巻き込まれてしまったのだ
『助けて!』
叫ぶリサ
ただ、周りの人間達はリサを一瞥するものの
誰も助けにこようとしない
裾が巻き込まれ、もう、腕が巻き込まれる!
その時だった
リサの身体をローラーから離し
助けてくれた男が現れた!
その男の名はルーク
リサはルークにお礼を述べ、そして同時に尋ねた
『でも。。。どうして私を助けてくれたんですか?』
と
それに対してルークは少しだけ戸惑いながらも
『どうしてって。。。それが当たり前だと思ったから。。』
と、答えた
リサは感激した
こんな人がいるなんて。。。!
リサがルークに惹かれるのも
二人が親密になるのも時間はかからなかった
ただ、リサの想いは
ルークに受け入れてもらえなかった
なぜなら、ある日リサがルークに
『ルーク。あなたの事を愛してる。
アナタも愛してるって言って』
と、告白すると
ルークはリサから顔を背け
『だ、だめだ。その言葉僕には言えない』
と、リサに告げる
リサはルークのその言葉に悲しみ、理由を尋ねた
その問いに答えにくそうにうつむくルークだったが
その時ちょうど、側にあったテレビから
ニュースが流れてきた
それはなんと、今目の前にいるルークの事だった
そしてそのニュースで驚愕の事実が判明する
ルークは廃棄処分予定のアンドロイドで
逃亡中の身だったのだ!
そのニュースが流れた後、ルークはリサに告げた
『これで分かっただろ?僕は人間じゃない
機械なんだ
機械だから、僕には本当は心なんてない
だから、僕が愛を語ったとしても
そこには、なんの内容もありはしないんだ』
と。。。
ルークのその悲しい告白に対し
リサは少し考えてから
『ルーク。。あたしだって
自分の心が本物かどうか分からない
でも、他人がその人に心があると感じたら
その人には心があると思う』
『そして、ルーク。アナタには心も、そして
愛もあると思う。。。』
と、ルークに告げた
リサのその言葉に戸惑うルーク
でもリサはさらに伝えた
『わたしは、この街の人間の方が
よっぽど機械だと思う。。。』
と
そして、その気持ちをルークは受け止め
二人で逃げる事にした
二人には警察の追手が迫る
果たして上手く逃げ切れるのか。。。?
そして、逃げた先
二人は一体、どういう結末になるのか?
それはご自身で読んでみてください
でも、これって近い将来
本当にありそうじゃないですか?
むしろ今でもドンドン、こういう世界になりつつある
前に、シン・春夏冬広場さんが
《6インチの世界》というこちらの素晴らしい記事
www.akinaihiroba.com
を書かれてましたが、まさに人間がドンドン機械化してる
身体じゃなくて、心が
《個人主義だから》《自己責任の時代だから》
を隠れ蓑にして、人間性をどこか放棄してる
人間が幸せに生きてく為に本当に必要なのは
快適な環境よりも温かい心なのに
それを感じさせてくれる回です
2・第87話《禁書》
時は現代日本
とはいっても
自分たちが住む日本とは違う次元の日本
そこは、マンガ
それがほとんど《禁書》として
抹殺された世界です
そんな世界に住む小学生の拓磨
彼は頻繁に西崎という男性の家に遊びに行っていた
西崎は30-40歳ぐらいの男性だ
なぜ拓磨が西崎の家に遊びに行ってたかというと
彼の家の地下室には
大量のマンガがあったからだ
また、西崎自身もマンガを描いていた
拓磨はいつも夢中になって読みふけっていたが
ある日西崎に尋ねた
『西崎さんのマンガ本当に面白い!
なんで他のマンガ家はこういうの書かないの?』と
それに対して西崎は
書いても出版できない事
《道徳的なマンガ》以外を発行すれば法律で罰せられ
格闘シーンもラブシーンもギャグも思想も
子供に悪影響あるからという理由で
書くことを禁じられてるからだ
と、いう事を伝え、また同時に
自分が子供の頃は、格闘番組やロック
テレビアニメ・ゲームセンター。。。
そういう、PTAや《良識》ある連中に
ダメだと言われるモノこそ
熱くなれるモノだった
と、いう事もため息交じりで答えた
そんなある日、拓磨は西崎に
マンガを1冊もって帰りたい
と、告げるが、西崎は
そのせいでここがバレたらマズいから
ダメだと告げる
でも拓磨は、後で返せば大丈夫だ
と、自分に言い聞かせ
内緒で持って帰ってしまう
ただ、その本が親にたまたま見つかってしまい
されにそれが西崎の物だとバレてしまった
拓磨は自宅で泣きながら後悔したが
西崎はその件で警察に連行され
裁判にかけられた
そして尋問が始まった
『アナタは法律で禁じられた書物を
持ってましたね?』
『それは認める。ただ、自分は
悪い事をしたとは思ってない』
『アナタは穢れの無い少年を
悪の道に引きずりこもうとした
現に、あの少年は親に嘘をついてました』
『親をごまかすぐらい、誰だってするさ
アンタは子供の頃に
親に嘘をついた事が無いのか?』
『失礼な!黙りなさい
第一、アナタの本を読みましたが
暴力や女性の裸や、下品な話ばかり
なんの為に少年にあんなのを読ませたんです?』
『彼を楽しませる為。それ以外にはないさ』
『つまり、確信犯ですね
ああいう下劣な物を読ませて
子供の人格形成を阻害するのが
目的だったんですね?』
『下劣?確かにそうだ。
しかし、人間とはそういうモノじゃないか
アンタたちがいくら取り繕っても
ああゆうマンガを好むのは人間の本性だ』
『健全ないい子に育てるには
そういうモノを見せちゃダメなんです』
『人間の本質を知らされないで育つ事の
一体どこが健全なんだ?
子供の人格を壊してるのはアンタらの方だ
なぜ、気付かない!』
このやりとりの後、最終的にどうなったかは
ご自身の目で確かめてください
この前
le-mask-amrta.hatenablog.com
で、《キレイな世界》は嫌だ
と、書きましたが、まさにこれなんです
簡単にいうと。。。
『なに気取ってんだよ!
人間、そんなキレイなもんじゃない
気持ち、ありのままで生きようぜ!』
って話
今、本当に規制が気持ち悪い
もちろん、人の好みは千差万別だから
その規制が気持ちい人もいるんだろう
少し違うかもしれないけど、コロナによって
飲み会無くなって、それをいいとする人もいる
それはいいのさ
ただ、押しつけんなよ!
気取りたきゃ勝手に気取れ
けど、そんな勝手な世界を強要するな!
人間らしく生きる世界を邪魔すんな!
って、話なんです
でも、この《禁書》の世界もドンドン
現実になりつつあります
自分たちを
生きるために業を背負ってるモノとみなし
感謝と謙虚さを持って生きるか
自分たちを、迷惑かけてない健全だとみなし
感謝せず傲慢に生きるか
どっちが人間らしいか
間違ったキレイさは
人類の最大の敵の一つだ!
この話は
そういった大事な事を思い出させてくれる
とてもいいエピソードだと思います
3・まとめ
と、いうわけで、いかかでしたでしょうか?
このまま進むと、近未来に起こりそうな出来事
それに絞ってアウターゾーンを紹介しました
人間が人間らしく生きれる社会
それをこれからも大事にしていければと思います
じゃーーー明日もコスモ全開でやっちゃいましょ!