小宇宙、燃えてる?

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この10年間で『個人メディア』の果たした役割による功罪と希望!『小さな神話』は『大きな神話』に染められてはいけない

はてなブログ10周年特別お題「10年で変わったこと・変わらなかったこと

こんにちは!
今日もコスモ全開、リーマン・マスクです
自己紹介はこちら



突然ですが、記事変えちゃいました

本当はこの10年の記事
『世の中の10年と自分の10年』

このテーマについて書いてたんですけど、辞めました

書いてる途中、こっちを書きたいと思ったからです



そして、なるべくなら1記事1テーマが良いかと

長いですよね。自分のブログ

途中で高速スクロールした人~?


って質問したら、自分はその光景を想像したくない
そんな感じです w


なのでこの10年の記事は、1テーマ毎に分けて書きます


そして今回のはこれ


『個人メディアの普及によって、10年間で変わった事と、変わらなかった事』

これについてです!


この10年の個人メディアの功罪

自分達個人メディアは、この10年一体何をしてきて、これからの10年はどうなっていくのか?

それについて、伝えていき。。ますっ!
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1・10年前は『大きな神話』の時代だった

A・テレビや新聞・雑誌の影響力が強かった

10年前は、まだテレビや新聞等が、今よりも世論形成に大きな影響を与えていた

もちろんこの頃2010年でも、すでにインターネットの普及率は78.2%
つまり、多くの人がネットに触れていた

けど、また既存メディアの影響力は大きかった

今よりも多くの人が、人気芸能人の髪型やファッションを真似たり、テレビや新聞・雑誌で言われてる事がトレンドになってたりした



そして少なくとも、その時は今よりもこんな風潮ありませんでしたか?


『その情報、どこで知ったの?』

『ネットの○○ってブログでさ~』

『なんだ。ネットかよ。信用できねぇわ』

みたいな会話


今時こんな事言う人、ほとんど無いですよね

そして、それを裏付けるデータの1つが次のこれです

a・新聞の発行部数の今と昔

2021年の新聞の発行部数  700万部
2010年の新聞の発行部数 1000万部
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今よりも3割増の発行部数があった

もちろん、ネット版に移行してるかもしれないけど、今はヤフーニュースとかで情報得てる人多くないですか?

実際、ヤフーニュースは年々利用者数が増え、2020年にはあの件で爆発的に伸びました

b・テレビの視聴率の今昔

これなんかもう、言うまでもないですよね
残念ながら、テレビはもう完全に斜陽産業
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前に
le-mask-amrta.hatenablog.com
でも伝えましたけど、最盛期の半分程度になってる

頑張ってる人も大勢いるのは知ってるけど、斜陽産業になっても仕方がないと思います

理由は2つ

1つ目
テレビが虚像という事に大勢が気付いたから

テレビは真実を報道するモノではなく、権力者達の集金装置だっていう事に、大勢の人が気付いてしまったから


例えば、少し前にあった『竹下通りの月見バーガー事件』

togetter.com

あんなバレバレの嘘を流すとか。。。狂ってる

2つ目
視聴者を舐めてるから

本当に理解に苦しむ
彼らは頭がいいんだから分かってるハズなのに

今の時代は、役者じゃなくて、ちゃんとした脚本に支えられたコンテンツ
それが数字を取るんだよ

実際ここ10年でヒットした
『半沢直樹』『下町ロケット』
これは原作が糸井戸潤

『リーガルハイ』は話が作りこんであるし
視聴率は低かったものの、ギャラクシー賞を総なめにした『民王』

これは。。これも糸井戸潤だ w

そして、余計な事は一切しなかった
『鬼滅の刃』のメガヒット

俺ら視聴者は、いいコンテンツなら観るよ


けど、ドラマの作り方ってどんなものか知ってます?



ん?脚本に合わせて役者を選ぶんでしょ?って?

違うんですよ


昔、テレビ関係者から聞いた事があるんですけど、その時はマジで卒倒しそうになりました



テレビドラマって。。実は。。。


まずは役者から選ぶんです!



『はい。今期はこの子とこの子とこの子使ってね。〇〇くんで✖%。△△ちゃんで◇%取れるでしょ。後は脚本宜しく』

って感じだそうです。。。マジでいい加減にしてくれ

誰がそんな、学芸会みたいなもん見るために時間使うんだよ!

というか、結果、そういうメチャクチャな作り方したコンテンツは、いい役者使っても爆死してるし、逆に、ちゃんと作った作品はヒットして視聴率取ってる

その現実が多々あるのに、未だに資料率取れない、視聴者を完全にバカにした作り方して低視聴率出して

『テレビはもう視聴率取れねぇわ。。』

って、嘆いてるけど、違うんだよ。気付いてくれ!



けど、変わらないんだろうな

そうしなきゃいけないお金の動きがあるんでしょ

だから、残念ながら斜陽産業。この先、テレビの視聴率が上がる可能性は、皆無に等しい

2・今は『小さな神話が乱立』の時代

A・価値観が多様化した

そんな感じで多くの人がテレビに見切りをつける中
『大きな神話』は力を失い、その結果価値観は多様化した

そして、それを最も推し進めたのがこれ

a・ネットとSNSの普及率

それは『ネット』と『SNS』です
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ネットは『Google』の一強

SNSは『Line』『Twitter』『Instagram』『Facebook』

そして発信ツールとして
『ブログ』『YouTube』『ライブ配信』

こういった個人が様々な形で情報を発信出来る
言わば
『複数神話の個人メディア局』時代
これに入りました

しかし。。。

3・『大きな神話』に利用された『小さな神話達』

A・ネットとSNSの盲点

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そう。ここまで見ると『小さな神話』の登場によって、『大きな神話』から解放された
良かった

と、なったように思えますが、実は違ったんです

それは大きな過ちでした


『大きな神話』はそんなに弱いもんじゃなかった

むしろこの10年、踊らされていたんです

a・本来は『大きな神話』を倒せる唯一の力


ネットやSNSの本来の力

権力の制約を受けず
自分でしっかり調べた真実をそのまま発表したり
個人の考えや思想。また、素晴らしいアート等を発信して、権力の志向に左右されない、本当にいいモノをいいモノとして広めていける

そんな自由を得るための、最強の武器なんです

けど。。。

b・広め方を変えた『大きな神話』

大きな神話がそれを簡単に許すはずが無かった

彼ら、追い詰められた大きな神話はどうしたか?

実に巧妙だった


小さな神話達に

自分で自分の首を絞めさせる

そんな風に立ち回ったんです!




どういう事か?


俺ら個人メディアという『小さな神話』それが無数に生まれ、自由を手に入れた


そのつもりだったんですが、この個人メディアの乱立によって奇妙な事が起こった

それが、『価値観の分裂と共有』です

これはもう慣れてしまっているけど、今までとは違う異質なモノです


なぜ『異質』か?

多様な価値観が乱立すると同時に
その乱立を促すシステムそのモノにより
価値観の共有が同時に行われてるから


個人発信出来るメディアの普及によって、1つの大きな神話から脱したように見えたし、実際、そういうところはあります

けど、けれどです

ここが盲点だった

発信出来るシステムそのものが
実は『1つの大きな神話を創り上げてしまう』

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それに気づいていなかった

例えば

いつから不倫はこんなに叩かれるようになった?
『他人事』なのに

いつから表現は『誰に』こんなにも規制されるようになった?
表現の自由は憲法で保障されている権利なのに

いつから派手さが白い目で見られるようになった?
人が遊んでる時に継続して努力して稼いで、身なりや生活を派手にするのは
『成功の証の一つ』なのに

そして、モロに出たのは、そう

あの感染症の時

数字を見て、何がどうなってて、なぜこういう報道をするのか?

それについて、ありのままのデータを用いた発信者のモノ


それが削除されたのはなぜなのか?

なにより、何を見てそこまで恐れたのか?


正しく数字を見れば、全く恐れる事は無かったんです

c・『大きな神話』の代弁者になってしまった

そうなんです

今見てきたように『大きな神話』は決して滅んだ訳ではなかった
倒してないんですよ。俺らは

むしろ使われてた

1つの大きな神話はコンプラという戒律により、思想的なモノを発信はしなくなった


かに見えたけど、彼らは決して神話の王の座を諦めた訳じゃない

やり方を変えた。実に巧妙に


それまで培ってきた映像等の技術力や知名度・信用力

これらをフルに活かし様々な形で
『加工した1つの情報を流し続ける』

ありのままの情報じゃない

これはこう感じろ!こう思え!これがスタンダードなんだ!


そう思わせるように味付けして



そして、それを疑わず『ただ素直に受け取った個人メディア』はどうしたか?


そうなんです

『1つの大きな神話の代弁者』になったんです

そして、彼らが発信を続け増殖し続ける


1つの大きな神話に対抗する為にこそあった小さな神話たち

けど、その1つ1つが、大きな神話の色に染められ増えていく

世界を覆っていく



だから、大きな神話に警鐘を鳴らす『染められてない小さな神話達』は、例えその色がどんなに白くても
黒でない事で異端とされる

こうして1つの大きな神話の願いは
小さな神話たちが勝手に叶えてくれるようになった

これが今の世界です!


権力という大きな神話に唯一対抗できるツール
それを『大きな神話』に染められてしまった個人が使った結果だ

そしてもう止まらないよ

2020年が鍵だった。後から振り返ったらきっと分かる

これからの10年は、さらなる『美名の名の元に』様々な『粛清』が下されていくだろう

4・これから10年後の個人メディア

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A・思想は○される可能性が高い

最早、自分達で首を絞めさせるツールにもなってしまったSNS

それは今見てきた通り、考える人の方が圧倒的に少ないから


もちろん、それは能力云々の話じゃなく、そんなん考えていられないほどに、今、多くの人が貧困に追いやられてるから

生きる為に一生懸命日々頑張っていたら、自分みたいな変人でもない限り、こういった事に思考を回すことは稀だ


そういった意味で、染められた人は何の罪もないとも言える

よく、やられたヤツが悪いとか、やられた方にも責任がある

そんな事を言う人もいるけど、何を言ってんだと


やった方が100%悪いに決まってる


そんなシンプルな事を捻じ曲げて相手に責任負わすとか、マジでいい加減にしてほしい

ただ、こんな発言もいつまで許されるか

10年後には今以上に
『均整の取れた』『落ち着いた』『優しい』思想

それ以外は『圧殺』

そんな世界になっている


残念だけど、その可能性が非常に高いと思います

B・ブログは唯一の希望。それが10年で変わらなかった事

それを黙って受け入れろと?

確かに、それを受け入れて、その中でいかに上手くいきていくかは大事だと思う

けど、俺らの大事な個人メディアが、大きな神話にこれまで以上にいいように使われる

それはやはり我慢ならない

そこで唯一の希望なのが、自分はブログだと思います

一見すると、動画全盛のこの時代。ブログこそ斜陽だろ


と、思う人もいるかもしれません


けど、逆だと思うんです

なぜなら、ブログは基本、動画ユーザーと違い
『何かを調べたり考えたりする人』が集まるからです

そして自分はそこに宿る
『言葉の力』

これを信じているからです


『言葉の力』

言葉で考える。そして発信する。対話する

結果、様々な衝突もあるだろうけど、暴力ではなく、誠実な言葉でとことん意見や考えをぶつける

その結果、素晴らしいモノや世界が出来上がる


実際こうやって
人の文化は言葉によって作られてきました

これがなくならない限り、どこまで行っても希望はあると思います!

そしてこれは、これまでの10年もこれからの10年も、決して変わる事は無いハズです!

『言葉の力』を信じて日々研鑽してる皆様に、素敵な10年が過ごせる事を心から祈ってます!



じゃーーー明日もコスモ全開でやっちゃいましょ!